私の心霊体験
●下の写真は、開運オアシスから徒歩で約3分の所にある「湖水が池」の風景です。
池の周りは遊歩道になっており、途中に足を休めるためのベンチがあります。
怖~い!私の心霊体験。「ひと晩に3回も幽霊?」に襲われる!
それは、いまから40数年前に経験した、幽霊?と遭遇した体験です。
私は20才の時、耳鼻科の病気の手術を受けるために、病院に入院し手術をうけました。
その体験、それは手術後の一週間が過ぎた、ある深夜のことでした。その夜も、いつものように病院の消灯時間になり、私は眠りにつきました。
最初に幽霊に襲われたのは、眠りについて3時間ほど経った、午前1時頃でした。
誰かが、私の腹の上に乗っかり、「ドスン・ドスン!」と胸が抑えられるような圧迫感を感じ、私は息苦しくて目を開けました。
しかし、その時は目は覚めても、体は金縛り?のため・・・まったく身動きがとれません!
いったいこれは何だ!という驚きと同時に、強い恐怖心も湧き起こりました。
それで、恐~る、恐~る、目だけを動かして自分の真上の天井を見ました。
そして、その瞬間えっ! 背筋が凍るほど、驚きました! じっさいには声は出てません。それは、心の中の声です。
なんと、そこには私の知らない「中年の男の人」が・・・たぶん、50才前後の男性の顔が見えるではありませんか!
よく見ると、中年の男性は私を見てニヤニヤ?と、少し笑っているように見えました。
この状況に、ビックリ!! 私は、何とかしてこの最悪の状況から逃れたい一心で、必死に、もがきました。しかし、なかなか金縛りは解けません。
苦しくて、もがき続けていると、やっと金縛りが解け、私は自由の身になることが出来ました!
でも、そこには「中年男性の顔姿」は、もうありませんでした。
私は、やっと自由になれた安ど感と同時に、今の出来事は、いったい何だったのかと? 心当たりは? ん~!まったく無いのです。
もしかして~? なんだこりゃ~? こわい~っ!
あまりの突然の出来事に頭が混乱して、しばらく考えがまとまりませんでした。
その後、少し落ち着きを取り戻したので、ふと時計を見ました。 その時、時計の針は午前1時を少し過ぎていました。
私が寝ている病室は6人部屋です。それで恐る、恐る他の5人の様子を見ました。
と・こ・ろ・がです。5人は何事も無いように、みんなスヤ・スヤと眠っているではありませんか!
つまり、みんな熟睡状態なのです! これでは起こすわけにもいきません!
さてと、困った私は、これからどうしようか~と、対策を考えようとしました。がしかし、まだ頭が混乱していて、どうにも妙案が浮かびません。
でも、こんな状態では眠ることなどできないし、あまり考えてばかりいても仕方がありません。
とりあえず、トイレに用を足しに行き、気分を変えることにしました。
トイレの帰り際に、ナースステーションの前を通りかかったので、思い切って看護師さんに、一言かけようか?と思いましたが・・・
その時ナースステーションは、電気は点いていましたが、カーテンは閉まっていました。寝ているかも?起こすのは気の毒だし・・・
それに、看護師さんに自分の体験したことを話しても、「夢でも見たんじゃないですか?」といわれ、笑われるかもしれない?
とても、看護師さんに信じてもらえるような話でもないし、自信もないし・・・
それで、声をかけることはせず、半分あきらめて自分の病室に返ることにしました。
私は、心霊体験が初めての経験なので、その時はどう対応してよいか?? さっぱり分かりませんでした。
でも・・・もう終わったことだし! それに、たぶん二度と同じこような事は起こらないだろう?と、いうことにして、自分を自分で納得させ、改めて自分の病室に戻りました。
ただ、自分の病室に帰ってからも、まだ、なんかいや~な気分は、残っていました。
それで、そのまま寝るのも怖いし、今度はさかさまに寝ることにしました。
つまり、いままで頭だった位置に足を置き・・・足だった所に、頭を置く、今までと反対、逆になって寝ることにしました。
これで、たぶん?? きっと大丈夫!!なはず。
と・こ・ろ・が・です。眠りに就いてしばらくすると、またもや金縛りと同時に「ドスン・ドスン!」と、腹部への圧迫が始まりました。
ありゃー、また、また、もがき苦しむ羽目になりました。
その後にやっと金縛りが解け自由の身になれましたが、とうとう一晩に、2回目の恐怖を味わう羽目になりました。
私は、なんで又来たんだ!とうろたえながら、どうしたらいいんだろう?と病室で一人で悩みました。
しかし、同室の5人は相変わらずスヤスヤと熟睡中なのです・・・
いったい何時なんだろうと時計を見ると、夜中の2時を少し過ぎていました。
なんで自分だけ、こんな目に会うんだろう?
いろいろ考えましたが・・・しかし、さっぱり分かりません。
もー、どうにでもなれっ!
なかばヤケクソになった私は、今度は、うつ伏せで寝ることにしました。しかし・・・また、また、また幽霊がやって来たのです。
眠りに就くや否や、またも金縛りに・・・今度は、うつ伏せの背中に対してドスンドスン!と圧迫するではありませんか!
ついに、3回目の恐怖がやって来ました!
それで、また、また、また、幽霊と金縛りと格闘する羽目に・・・
そして、やっと金縛りが解けたので、いったい今何時なんだ!と時計を見ると、今度は夜中の3時過ぎでした。
つまり、幽霊?は1時間おきに私のベットに来ていたわけです。
こんな状況じゃ、とてもまともに寝れるはずはありません!
なんで、自分だけ3回も来るのか?
怒りやら恐怖によって、とうとう一睡もできず睡眠不足のまま、朝を迎えることになりました。
これが私が体験した、「ひと晩に3回も幽霊に襲われる!」恐怖の一部始終です。
自分だけこんなひどい目に逢い、とても納得できないと思いました。
それで同室の5人に、自分の身に起きた自分の幽霊体験の一部始終を話をしました。
同室の5人に、「最近さ~何か変わったことは無い?」と質問したところ・・・
「最近、屋上で呆然としている奥さんの姿を見かけたよ」との目撃証言がありました。
その人が言うには、「もしかしたら、その奥さんのご主人が亡くなったのじゃないの?」ということでした。
とても本人に確認は取れませんでしたが、とりあえず自分の幽霊体験のヒントになる情報を得ることが出来ました。
私は、「ん~、そういうことだったのか!?」と、自分にいい聞かせることで、少し落ち着くことができました。
でも、幽霊が何を伝えたかったのか?謎で分かりません。それで、もっと詳しく調べようか?とも考えました。
しかし、知らない人の生き死について深く詮索するのもどうかと思うし・・・ひどい心霊体験をしたばかりで、まだ怖い気持ちもだいぶん残っていました。
これ以上調べても分からないだろうと考えて、幽霊の原因探しは、あきらめることにしました。
その後の私は、ひと晩に3回も心霊体験をしたことで、「霊の存在」を否定することはできなくなり確信が持てました。
いずれ、必ずやってくる死を避けられないのが人間の宿命・・・
だから、死を忘れず、恐れず充実した人生を送るためにも、「霊の存在」を認める方がいいんだろうな、と個人的には思っています。
おとぎ話のような、私の心霊体験を信じるか?信じないか?あなたしだい。すべての判断はおまかせし、これで私の体験談を終わります。
<追伸です>
じつは、私の家の「東隣は墓地」です。ですから窓を開けるとすぐ近くにお墓が見えます。それと、「南隣は水沼神社の神主」さんの家です。
私が小学生低学年までは、火葬せず土葬で埋葬していました。
ですから、人が亡くなると死体はそのまま棺桶に入れられ、焼かずに墓地に埋められていました。
生まれ育った我が家の隣が、「墓地と神主」という、恵まれた環境?のためか?
病院でのあの体験以来、一度も幽霊を見たり、金縛りになることは有りません。今では、ごく普通に平安に暮らしております。
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